特定健康診査

特 徴

特定健康診査(特定健診)は、メタボリックシンドローム(内蔵脂肪症候群)に着目し、生活習慣を改善するための特定保健指導を必要とする者を的確に抽出するために行うものです。健診結果に応じた保健指導等によって糖尿病等の生活習慣病の発症や重症化の予防を徹底することを目的として、高齢者医療確保法において40歳以上の加入者への実施がすべての医療保険者(健康保険組合、協会けんぽ、共済組合、国保等)に義務づけられています。

対象者・費用補助について

受診対象者は40歳以上の被保険者(任意継続被保険者を含む)及び被扶養者です。
健診費用は健康保険組合が全額負担するため、自己負担および健診補助はありません。
ただし、同一年度のうち1回のみとなります。
(同一年度とは、4月1日~翌年3月31日までです。)

受診方法①(社内巡回健診)

被保険者の方は、事業主が実施する社内巡回健診に換えて行います。被扶養者の方へは、ご案内を健康保険組合から対象者へ送付します。希望する会場を選択して健康保険組合まで申し込んでください。
なお、巡回会場で受診できない場合は、健康保険組合にご連絡ください。

受診方法②(お近くの医療機関で受診)

社内巡回健診で受診できない場合は、健康保険組合までご連絡いただくことによりお近くの医療機関で受診できる受診券を発行しますので、直接医療機関に予約し、受診してください。
なお、お近くの医療機関で特定健診を実施していない場合は下記の実施健診機関リストをご活用ください。

特定健診等実施機関リスト

当健保組合が集合契約をしている下記健診機関のリストです。
原則的には当健保組合発行の「受診券」でいずれの機関でも受診することができますが、契約機関でも態勢整備の遅れ等の理由により、受診できない場合もございますので、必ず、事前に電話等でご確認のうえ、受診してください。

健保連の「特定健診等実施施設検索システム」↓をご利用ください。
当健保組合のパスワードは、健康保険組合名「万代」、保険者番号「06273338」です。

特定健診等実施施設検索システム

特定保健指導

特 徴

特定保健指導は、健診の結果からメタボリックシンドローム(内蔵脂肪症候群)に着目した判定基準に基づいて対象者を選定し、生活習慣を改善するために行う保健指導です。高齢者医療確保法において特定保健指導の実施が医療保険者(健康保険組合、協会けんぽ、共済組合、国保等)に義務づけられています。対象者が自らの生活習慣における課題を認識して、行動変容と自己管理を行うとともに、健康的な生活を維持できるようになることを支援し、糖尿病等の生活習慣病を予防することを目的としています。

対象者・費用補助について

受診対象者は特定健康診査及び人間ドック・生活習慣病健診の結果により、「メタボリックシンドロームのリスクが高い」と診断された方です。健診費用は健康保険組合が全額負担しますので、自己負担はありません。

受診方法

対象者には、委託業者から直接、特定保健指導のご案内が送付されます。必要事項を記入の上、委託業者へ申込みください。

◎ 委託業者  ソフトプラティカ(株)・(株)ウエルクル・(社)産業安全衛生研究所

特定保健指導階層化判定

特定保健指導階層化判定
動機付け支援

生活習慣病のリスクが出始めた方が対象です。
専門家との面談で実行しやすい生活習慣改善のための計画を立て、取り組みを支援します。

積極的支援

生活習慣病のリスクが高い方が対象です。
生活習慣病改善のための計画を立て、専門家より最低3ヶ月以上に渡って行動の継続のための支援をします。